ミックスボイスの悩み

・ミックスボイスを出そうとすると全体的に地声っぽくない、裏声っぽくなる
・ミックスボイスを出すと息漏れ声になってしまう
・ミックスボイスを出すと喉仏が上がる
・ミックスボイスを出すと喉が痛い
・ミックスボイスを出そうとするとヘッドボイスになる
・ミックスボイスの音域が狭い
・ミックスボイスを出すとガラガラ声になる
・ミックスボイスの芯がない
・ミックスボイスを出すと声が小さい声
・ミックスボイスを出そうとすると 高音や低音で裏返る
・ミックスボイスを出そうとすると喉が疲れる
・ミックスボイスが大きくならず小さい声になって
・ミックスボイスを出そうとすると声質が変わって変な声になる
・ミックスボイスを出そうとするとガラガラ声になって声が枯れる
・ミックスボイスを出すと低音や高音で声がかすれる
・ミックスボイスを出すと声に芯がない

 

ミックスボイスを出そうとすると、上記のようなお悩みをお持ちではありませんか?

ミックスボイスが、できない原因は例えばミックスボイスが息もれていたり、全体的に弱く小さい声になってしまうのは、声門閉鎖がうまくできていない事が原因の可能性が高いですし、また喚声点や弱弱しい裏声になってしまうのは、声門閉鎖の強化も必要ですが、声帯の伸展力(伸ばす力)を向上させる必要があります。

理想的なミックスボイスが出ないのには必ず原因があります。

原因を突き止め、一つ一つクリアしていくと低音から中音域、高音までにかけて、まるで全音域を全て地声で歌っているかのような力強い豊かな歌声で歌えるようになります。

もしあなたが、正しいミックスボイスをを身につけたいとお考えなら、どうか2,3分お時間を取っていただき、これからお伝えすることをご覧になってみてください。

読むだけでも、正しいミックスボイスを出すヒントをつかんでいただけると思います。

ミックスボイスとは?定義について

ミックスボイスの定義は、特定の声を指して考えている方や、ボーカルテクニックの完成形と考えている方など実はボイストレーナーによって、その定義は様々なのが現状です。

しかし現在「歌唱時に地声と裏声、どちらも遜色なく同じ強さで同じ声のように歌う」という考え方でミックスボイスを語られているように感じますので、この記事ではミックスボイスは「歌唱時に地声と裏声、どちらも遜色なく同じ強さで同じ声のように歌う」という風に定義させて頂き、この定義に基づいてご説明します。

メカニズム

上記に記した通り、ミックスボイスの定義は「歌唱時に地声と裏声、どちらも遜色なく同じ強さで同じ声のように歌う」です。
そうする為には地声、裏声双方で不得意な動きをを強化し、得意な動きをより鍛えていく必要があります。
例えば地声は声門閉鎖は得意ですが、声帯の伸展(伸ばす)は不得意です。
また裏声は声帯の伸展は得意ですが、声門閉鎖は不得意です。
このように、地声、裏声双方には得意な動きと不得意な動きがあり、ミックスボイスを習得するには、地声、裏声双方の不得意な動きを強化し、得意な動きをより鍛えていく必要があります。
地声、裏声双方の不得意な動きが強化され得意な動きがより鍛えられると、地声と裏声の切り替えも容易になり、おのずと地声、裏声の音色が統一され「歌唱時に地声と裏声、どちらも遜色なく同じ強さで同じ声のように歌う」事が可能になります。

ボイトレ方法について

ボイトレは常に目的を持って行わなければいけません。
ミックスボイスを出すために必要な筋肉部位や練習方法を自覚し、一つ一つ強化し鍛え上げていきます。
そして、繰り返し練習しているうちに「これか!」と出し方のコツや感覚を掴んでいきます。
このように自覚→強化→感覚の過程を経て行われるボイトレを繰り返し実践することで、最初は意識しなければできなかった事が、無意識に行われるようになります。
「さあ、歌うぞ!」と思った瞬間、無意識にミックスボイスを出すために必要な諸筋肉が動き出したとき、ミックスボイスをマスターした状態となるです。

1 喉頭安定

歌う時に喉頭(喉仏)が上がりすぎていたり、下がりすぎていると、声が不安定になります。
特に歌う時に喉頭が上がって喉締めになってしまわれている方は注意が必要です。
なぜかというと、喉頭が上がってしまうと物を飲み込む喉頭の動き(嚥下)になり、声が出しにくい状態になってしまうからです。
なぜ物を飲み込む喉が声を出しにくい状態になるかですが、まず声帯が完全に閉じてしまうからです。
完全に声帯が閉じると聞くと「良い声が出るのでは?」と感じられるかもしれません。
結論から申し上げると、声帯が完全に閉じてしまうと良い声は出ません。
なぜなら声は閉じられた声帯を肺から排出された息が通過する事で声帯が振動し、声が生まれます。
ポイントは息が閉じられた声帯を通過可能かどうかで、完全に声帯が閉じてしまうと息は声帯を通過できなくなります。
声を出すには声帯を閉じつつ、ある程度、息が通過できるように開いていなければいけません。
物を飲み込む喉頭の状態は声帯が完全に閉じて息が通過できず、声帯の振動が起きない状態なのです。
ですので喉頭が上がらず喉締め声を改善させる必要があるのです。
また喉頭位置が不安定だと、輪状甲状筋が動きにくくなりますので、地声から裏声へスムーズに切り替わりにくくなります。

ミックスボイス 脱力 コツ

2輪状甲状筋の強化(裏声強化)

輪状甲状筋とは声帯の下にある、筋肉で輪状甲状筋が収縮すると声帯が前方に引っ張られ、この状態で声を出すと、いわゆる裏声独特の声になり、声帯が前方に引っ張られているので地声に比べて高音が出やすくなります。

輪状甲状筋を強化する目的はミックスボイスとは地声と裏声どちらも使って歌う歌い方ですので、ミックスボイスで高音を出す時は裏声の声帯になりますので、輪状甲状筋が弱いと高音が出ませんので、そのことを防ぐ意味でも輪状甲状筋の強化が必要になります。

輪状甲状筋を鍛えるボイトレはヘッドボイスでボイトレを行う事です。

ヘッドボイスは輪状甲状筋をしっかり使いますのでヘッドボイスの練習は重要です。

ヘッドボイスのボイトレで注意はまずは喉頭位置を安定させる事で、喉頭位置が安定していないと輪状甲状筋がうまく動いてくれずボイトレの効果が下がります。
次にファルセットのような息漏れ声にならない事で、息漏れ声になってしまっても輪状甲状筋がうまく動きません

ヘッドボイスとファルセットの違い
ファルセットとヘッドボイスを同じようにとらえている方がいらっしゃいますが、確かにどちらも裏声ですが性質が違ってファルセットは息漏れ声で弱い裏声で、ヘッドボイスは芯のある裏声で息漏れはないです。

息漏れが無く芯のある裏声のヘッドボイスでボイトレすることで輪状甲状筋が鍛えられるのです。

3輪状喉頭筋 裏声強化と地声の伸展力強化

ステップ2は裏声を出す筋肉の強化のお話でした。

ステップ3では声帯全体の伸展力の強化のお話を行います。

声帯全体の伸展力が強化されれば、裏声でも地声に負けない、まるで地声のような強い高音が出せるようになり、地声から裏声へ切替易くなり喚声点の克服にも繋がります。

そのために鍛えていく筋肉は輪状喉頭筋と言います。

輪状喉頭筋の場所ですが輪状喉頭筋は首の後ろあり、首の後ろに動きます。

輪状喉頭筋が後ろに動く事で声帯が最大限に伸び、強い高音が出易くなったり、地声と裏声が切替易くなります。

ボイトレ 方法は、まず裏声で、うなじが振動するHiで練習します。

うなじが振動していると、輪状喉頭筋hs動いています。

裏声で、うなじが振動するHiの練習に慣れてきたら地声でも同様の事ができるか確認してみて下さい。

地声でも、うなじが振動していれば地声でも輪状喉頭筋が働いています。

あと、Hiでうなじを振動させるコツは声を真っ直ぐ飛ばす事で、少しでも声が上に飛んだり下に飛んだりすると、うなじの振動が無くなります。

 

4共鳴ポイントの設定

これまでミックスボイス習得のステップ1は喉頭位置の安定、2は裏声強化のお話し、3は声帯全体の伸展力強化のお話でした。

ステップ1から3まで1つ1つ鍛えたら今度はそれらを結束、束ねていきます。

束ねるポイントは地声と裏声、同じポイントで共鳴させることで、地声と裏声がそれぞれ違うところで共鳴していると一つにならずにバラバラになってしまします。

地声と裏声、同じポイントで共鳴させると地声と裏声の音色が統一され、一つに束ねられます。

ボイトレ 方法はハミング(鼻腔共鳴)

正しいハミングは鼻から息を出しながらハミングする事です。

ハミングが鼻にかかると鼻声になりますので、要注意です。

もしハミングが鼻にかかった鼻声になっていたら、鼻から息を出すように鼻声を改善するように練習してください。

正しいハミングをすると上唇から眉間までの範囲で声が共鳴しますので、地声と裏声の音色を統一する為に、地声と裏声それぞれで上唇から眉間までの範囲で歌えるようにボイトレして下さい。

また正しいハミング練習は裏声時の声帯閉鎖にも効果的ですので、是非お試し下さい。

ミックスボイスの習得期間

ミックスボイス習得までの期間は個人差がありますので、明確な期間はお伝え出来ませんが、ボイトレに関わる様々な技術を結集して実現されるテクニックですので、それ相応の期間を要します。

ですので可能な限り遠回りなボイトレは避け、効率的なボイトレを心掛ける必要があります。

ではミックスボイス習得の効率的なボイトレとは何かというと、ステップ1を習得したらステップ2、ステップ2を習得したらステップ3という風に、ステップ1から4まで一つ一つ順番に習得していく事です。

これが、いきなりステップ3からボイトレといったような進め方をしてしまうとミックスボイス習得は遠のきます。

ステップ1から4まで一つ一つ順番に着実に習得してくことが一番効率的で最短でミックスボイスを習得できます。

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