「60代からボイストレーニングを始めても、もう遅いのでは…?」
そう感じている方は少なくありません。
年齢とともに声が出にくくなったり、高音がつらくなったりすると、
「もうダメかな・・・」と思ってしまうこともありますよね。
ですが、実は60代からのボイストレーニングでも、しっかりと効果は現れます。
むしろ、年齢を重ねた今だからこそ、自分の声と丁寧に向き合う時間はとても価値のあるものになります。
この記事では、「60代からボイトレを始めても意味があるのか?」
という疑問にお答えしながら、
年齢に合わせた無理のないトレーニング方法や、高音や声量を取り戻すためのポイントをご紹介します。
年齢を理由にあきらめるのではなく、「今だからこそ始めたい」と感じられるような、そんなヒントをお届けします。
今回は、60代の方がボイストレーニングを始めるメリットや、練習のポイントについて紹介します。
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目次
1. なぜ60代からでもボイストレーニングが有効なのか?

60代からの声の変化とボイストレーニングの意味
60代からのボイストレーニング
60代になると声の様々なトラブルを感じる方が増えています。
しかし実は、60代からのボイストレーニングこそ、とても意味があるんです。
年齢とともに起こる声の変化
年齢とともに声が出にくくなったり、話すのが疲れるようになったりするのは自然なこと。
でも、だからこそ“声の筋トレ”が大切なんです。
ボイストレーニングの効果
ボイストレーニングは、単に歌が上手くなるだけではありません。
呼吸が深くなり、滑舌が良くなり、全身の活力にもつながります.
60代からのボイストレーニングの意義と効果をさらに深掘りした解説は60代からボイストレーニング始めても効果があるのか?年齢を重ねても輝く歌声を手に入れる方法で詳しくご覧いただけます。
60代からボイストレーニングを始める効果
実際の変化と体験談
実際に、「歌うようになって元気が出た」「人と話すのが楽しくなった」という60代・70代の方はたくさんいます。
声を出すことは、自分を表現すること。
年齢を重ねたからこそ生まれる声の魅力
年齢を重ねた今だからこそ、より深みのある声で、思いを伝える喜びを感じられるはずです。
さらに、ボイトレは脳への刺激にもなり、認知機能の維持にも効果的と言われています。
いつからでも始められるボイストレーニング
何歳からでも始められるし、続けることで着実に変化を感じられる。
それがボイストレーニングの素晴らしさです。
60代は新しい自分に出会うチャンス
「もう遅い」なんてことはありません。
60代は新しい自分に出会うチャンスなのです。
「声を出す習慣」がもたらす健康面・心理面のメリットや続けるコツはご高齢者の方こそ「声を出す」習慣を!知られざる健康効果と毎日続けるコツで具体例とともに解説しています。
2. 60代におすすめのボイストレーニングの方法

① 呼吸法の強化
60代になると呼吸が浅くなる理由
60代になると、自然と呼吸が浅くなったり、腹式呼吸がうまく使えなくなったりします。
でも、ご安心ください。
呼吸法トレーニングで息が楽になる
ボイストレーニングの呼吸法を少しずつ練習することで、驚くほど息が楽になり、声も元気になります。
とくに大切なのが「腹式呼吸」です。
丹田を意識した呼吸法の効果
これは、お腹の下のほう、いわゆる“丹田”を意識して行う呼吸。
この呼吸が身につくと、声がしっかりと前に出て、疲れにくくなります。
しかも、全身に酸素が行き渡りやすくなるので、身体も軽く感じられるようになるんです。
誰でも少しずつ身につけられる
最初は難しく感じるかもしれませんが、誰でも少しずつできるようになります。
「毎朝の深呼吸が習慣になった」「カラオケで最後まで歌えるようになった」
そんなふうに、自分の変化に気づく瞬間が、きっと訪れます。
心と体へのプラス効果
呼吸法のトレーニングは、リラックス効果もあるので、心の健康にも良い影響を与えます。
日々の生活の中で、ふっと一息つく時間が増えるだけでも、気持ちが楽になりますよ。
60代からの呼吸トレーニングの魅力
60代からの呼吸トレーニングは、まさに“声と心と体のリセット”。
年齢を重ねた今だからこそ、自分の声と丁寧に向き合ってみませんか?
腹式呼吸と丹田の使い方を図解で確認したい方は歌うときお腹はへこます?ふくらむ?正しい腹式呼吸と丹田の使い方が実践の第一歩に役立ちます。
② 発声練習
年齢とともに声が出にくくなる理由
年齢を重ねると、声帯の筋力が衰えたり、発声が浅くなったりして、どうしても声が出しにくくなることがあります。
でも、発声練習を少しずつ取り入れることで、声は確実に元気を取り戻します。
発声練習はシンプルでOK
発声練習といっても、いきなり難しいことをする必要はありません。
たとえば「アー」と気持ちよく声を伸ばすだけでも、十分なトレーニングになります。
お腹から声を出すことが大切
大切なのは、喉だけで無理に出そうとせず、お腹から息を送りながら声を出すこと。
これだけで、声の響きが変わり、出しやすさもアップします。
生徒様の声と嬉しい変化
実際、「朝の発声練習を始めてから声が通るようになった」「人と話すのが楽しくなった」
そんな嬉しい声が60代・70代の生徒様からも多く聞かれます。
声は鍛えれば必ず応えてくれる
声を生み出すのは“筋肉”です。
鍛えれば必ず応えてくれるし、年齢に関係なく変わっていけるのです。
発声練習がもたらす心への効果
また、発声練習には脳への刺激もあり、気分が前向きになったり、気持ちが明るくなるという効果も期待できます。
今だからこそ始める声との向き合い方
「もう歳だから」
とあきらめるのではなく、
「今だからこそ、声に向き合う時間を作る」。
それが、60代からの豊かな毎日への第一歩になります。
あなたの声はまだまだ輝ける
あなたの声は、まだまだ輝けます。
ゆっくり、丁寧に、自分の声を育てていきましょう。
③ 音域を広げるストレッチ
年齢とともに声が出にくくなる理由
年齢を重ねると、喉や表情筋がこわばり、声の伸びや音域に制限が出てきやすくなります。
でも、あきらめる必要はありません。
60代からでも広がる音域
実は、60代からでも“声のストレッチ”で音域は少しずつ広げていくことができるんです。
おすすめなのは、発声の前に行う「音域を広げるストレッチ」。
ストレッチで喉まわりを柔らかくする
とくに首やあご、舌、表情筋をやさしく動かすことで、喉まわりが柔らかくなり、高音や低音が出やすくなります。
例えば、口を「イー」「アー」としっかり大きく開けたり、舌を出して上下左右に動かすだけでも、声が出やすくなるのを実感できるはずです。
実際に感じられる嬉しい変化
「最初は出なかった音が、少しずつ届くようになった」
「声が軽くなって、歌うのが楽しくなった」
そんな変化を感じている60代の方はたくさんいます。
声は“老化”ではなく“使い方”で変わる
声の衰えは“老化”ではなく、“使わなくなっただけ”ということも少なくありません。
ストレッチのいいところは、体に無理なくできて、続けやすいこと。
毎日5分の積み重ねで変わる声
毎日5分でも積み重ねれば、声は確実に応えてくれます。
60代からの声づくりに大切なのは、
「できることを、気持ちよく続けること」。
焦らず、丁寧に声を育てる
焦らず、丁寧に、声と向き合っていくことで、音域も、気持ちも、自然と広がっていきますよ。
あなたの声は、まだまだ成長できます。
一緒にゆっくり育てていきましょう。
丹田に力を入れる感覚づくり(姿勢・力点・注意点)は丹田に力を入れるコツで手順を確認できます。
④ 楽しく歌うこと
歌うことを遠ざけていませんか?
「うまく歌わなきゃ」
「音を外したら恥ずかしい」
そんなふうに思って、歌うことを遠ざけていませんか?
ボイストレーニングで大切なのは“楽しむこと”
でも、ボイストレーニングで一番大切なのは「楽しんで声を出すこと」。
60代からのトレーニングこそ、“うまさ”より“楽しさ”を大切にしてほしいのです。
声は心とつながっている
声は心とつながっています。
気持ちよく歌うと、自然と声ものびやかになり、身体も軽く感じられるようになります。
特にお気に入りの曲を口ずさむ時間は、気分転換にもなり、毎日の楽しみになります。
多くの方が感じている歌う喜び
「歌っているときが一番リラックスできる」
「好きな歌を歌えることが、今の元気の源」
そんな言葉をたくさんの60代の方から耳にします。
音程やリズムより大切なこと
たとえ音程が外れても、リズムがズレても大丈夫。
「自分らしく声を出すこと」が、声の若返りにつながります。
楽しく歌うことで得られる健康効果
実際に、楽しく歌うことで肺機能や脳の活性化にもつながり、心と体の健康にも良い影響を与えるんです。
無理に声を出す必要はありません。
お気に入りの曲を鼻歌のように口ずさむだけでも、立派なトレーニングになります。
60代からこそ、歌う喜びを
歌は、何歳からでも始められる“自分だけのエンタメ”。
60代からこそ、肩の力を抜いて、思いっきり歌う喜びを感じてほしいのです。
「歌うって、こんなに楽しかったんだ」
そんな気持ちを、もう一度思い出してみませんか?
あなたの声には、まだまだたくさんの輝きが眠っています。
楽しみながら声と健康を育てるヒントはシニア向けカラオケ教室で楽しく健康に!歌うことのメリットと上達のコツに具体策がまとまっています。
3.60代の方におすすめの高音域のボイストレーニング

60代になると増える高音の悩み
「若いころはもっと高い声が出たのに…」
「高音になると声がかすれてしまう」
そんなお悩み、60代になると多くの方が感じるようになります。
でも、実は高音域の声も、トレーニング次第でしっかり取り戻すことができるんです。
高音が出にくくなる本当の理由
年齢とともに声帯の柔軟性が落ちたり、呼吸が浅くなったりすることで、高音が出にくくなります。
でもそれは、“衰え”というより“使っていないだけ”。
高音を無理なく出すコツをつかめば、声はまた応えてくれます。
おすすめの高音トレーニング方法
おすすめなのは、無理のない範囲で少しずつ音を上げていくトレーニングです。
たとえば「ウー」「オー」など、喉をしめずに優しく声を出しながら、少しずつ音を上げていく。
その際は、お腹を意識して息を支えることがポイントです。
高音を出すための最大のコツ
高音は力を入れるのではなく、“息で支える”ことで自然に響くようになります。
「最初は苦しかったけど、今では高い声がスーッと出る」
「昔好きだったあの曲が、また気持ちよく歌えるようになった」
そんな喜びの声を、実際にたくさんの60代の方から聞いています。
高音の伸ばし方を体系的に学びたい方は、原因と安全な改善手順を整理したこちらが役立ちます。高音が出ない本当の理由と正しい改善策
4. 60代の方がボイストレーニングを続けるためのヒント

続けられるか不安に感じていませんか?
「始めてみたけど、続くか不安」
「三日坊主になりがちで…」
そんな気持ち、すごくよく分かります。
60代になると、体力や集中力の面でも“続けること”が難しく感じることもありますよね。
大切なのは“無理なく気持ちよく続ける”こと
でも、ボイストレーニングは“毎日きっちりやる”よりも、“無理なく気持ちよく続ける”ことが何より大切なんです。
生活の中に声を出す習慣を取り入れる
まずおすすめなのは、「時間を決めず、気が向いたときに声を出す」こと。
たとえば朝の支度をしながら「アー」と軽く声を出すだけでもOK。
テレビのCM中に鼻歌を歌うのも、立派なトレーニングになります。
気合を入れすぎず、生活の中にさりげなく“声を出す習慣”を入れてみましょう。
小さな変化を見つけて続ける力に
次に大切なのが、「できたことに目を向ける」こと。
「今日は昨日より声が出やすかった」
「この音は楽に出せた」
そんな小さな変化を感じられると、自然とやる気がわいてきます。
“好き”を大事にすると続けやすい
そしてもうひとつのヒントが、「自分の“好き”を大事にする」こと。
好きな曲を歌う、好きな俳優のセリフをまねる、好きな声に近づこうとする。
そういう“楽しみ”があるだけで、トレーニングはぐっと続けやすくなります。
60代は“新しい自分”と出会うチャンス
60代は、“新しい自分”と出会える年代です。
「もう遅い」なんてことはありません。
あなたの声は、まだまだ育ちます。
無理せず、自分らしいペースで。
続けるコツは、“頑張らない”ことかもしれませんね。
習慣化のコツや疲れを溜めない工夫は次の記事にわかりやすくまとまっています。ご高齢者の方がカラオケ で疲れる原因と改善法|今日からできるボイストレーニング
5.60代から始めるボイストレーニングまとめ

60代からボイストレーニングを始めても、決して遅くはありません。
声は年齢とともに変化しますが、それは「衰える」だけではなく、「育て直すチャンス」でもあります。
実際に、多くの60代・70代の方が、呼吸法や発声法を見直すことで、高音が楽に出るようになったり、
声が通るようになったりと、確かな変化を実感しています。
大切なのは、自分のペースで無理なく続けること。
腹式呼吸や発声ストレッチ、好きな曲を楽しく歌うことなど、日々の生活の中に少しずつボイストレーニングを取り入れていくだけで、声は確実に応えてくれます。
「今さら…」ではなく、
「今だからこそ」。
人生経験を重ねたあなたの声には、深みと説得力があります。
これからの人生をもっと楽しむために、自分の声を磨いてみませんか?
60代からでも、いや、60代だからこそ手に入る“輝く歌声”がきっとあります。
ボイストレーニングを通じて、あなたの毎日がもっと元気に、もっと前向きになることを願っています。
当教室のボイトレを試してみませんか?

もし、あなたが声のお悩みを改善したいとお考えなら、しかも自分に合った改善方法を知りたいとお考えなら、一度、当ボイストレーニング教室の体験レッスン(40分)に参加してみませんか?
ぜひ一度、当教室のオリジナルメソッド「丹田発声法」をレッスンで体験してみてください。
そして、あなたの声が美しく、または力強く変化するかどうかを、ぜひお試しください。
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