「最近、長時間話すとすぐに声が枯れてしまう…」「少し話すだけで息が切れる…」60代になると、声を出すことが以前よりも難しく感じることがあります。これは年齢とともに声帯や呼吸機能が衰えるためですが、丹田発声を取り入れたボイストレーニングを行うことで、長く話せるようになるだけでなく、声の質も改善されます。
この記事では、60代の方が「長く話せない」と感じたときに取り入れるべきボイストレーニング法や丹田発声の重要性について解説します。
60代で長く話せなくなる原因とは?
声が長く持たない理由にはいくつかの要因がありますが、主に次のものが考えられます。
- 声帯の衰え 年齢とともに、声帯が乾燥しやすくなり、疲れやすくなります。声帯の筋肉が衰えることで、持続して声を出すことが難しくなり、声がかれやすくなることも多いです。
- 呼吸力の低下 長時間話すためには、しっかりとした呼吸が必要です。しかし、年齢とともに肺活量が減少し、呼吸が浅くなると、必要な空気量を確保できず、声が途切れてしまいます。
- 姿勢の悪化 姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、声を支える力も不足します。特に背中が丸くなると、肺の容量が制限されてしまい、呼吸力が低下します。
丹田発声とは?声を長く持続させる秘訣
丹田発声は、腹式呼吸を使い、体の中心にある丹田(おへその下あたり)を意識して声を出す発声法です。この発声法は、喉だけでなく体全体を使って声を出すため、声帯に負担をかけずに長く話せるようになります。丹田発声をマスターすることで、持続力のある声を手に入れることができるのです。
丹田発声のメリット
- 声が安定し、長時間話しても疲れにくくなる
- 呼吸が深くなるため、自然に声量が増え、少ない力で声を出せる
- 喉への負担が軽減され、声がかすれにくくなる
60代から始める!長く話せるようになるボイストレーニング
丹田発声を取り入れたボイストレーニングを行えば、声の持続力が高まり、長く話すことが可能になります。ここでは、簡単にできるトレーニング法を紹介します。
1. 正しい姿勢で声を出す
姿勢を正すことで、声を支える力がアップします。背筋を伸ばし、肩や首の力を抜いてリラックスすることが大切です。
- 立っている場合
足を肩幅に開き、膝を軽く曲げて、体が安定する姿勢を保ちます。 - 座っている場合
足をしっかり地面に置き、腰をまっすぐに保ちましょう。背もたれに寄りかからず、前に軽く傾けると腹部に力が入りやすくなります。
2. 丹田を意識した腹式呼吸を習得する
丹田発声の基本は腹式呼吸です。腹式呼吸を習得すると、声を長く持続させるための息のコントロールがしやすくなります。
- お腹に手を当てて、ゆっくりと鼻から息を吸います。このとき、お腹が膨らむのを感じましょう。
- 次に、口からゆっくり息を吐きます。お腹がへこんでいくのを感じながら、息を吐き切ります。
- この呼吸法を繰り返し練習し、丹田に力を込めながら息を吐く感覚を身につけましょう。
3. 短く「ハッ」と声を出す丹田発声の練習
丹田を意識した発声を身につけるためには、短く声を出す練習が効果的です。
- お腹を使って「ハッ」と短く息を吐くように声を出します。
- 丹田から声が押し出される感覚を意識しましょう。
- この練習を繰り返すことで、自然と丹田発声の感覚が身につき、長く話す際も声が安定します。
4. 音読や会話で実践
丹田発声を習得したら、実際の会話や音読で練習してみましょう。
- 音読練習
ゆっくりと文章を音読しながら、丹田発声を意識してみてください。無理なく声が出ているか、息が切れずに続けられるかを確認しましょう。 - 日常会話
普段の会話でも丹田を意識して声を出すことで、自然と声が長く続けられるようになります。短い会話から練習し、徐々に長い会話へとチャレンジしていくと良いです。
日常生活で丹田発声を取り入れるコツ
日常生活でも、丹田発声を取り入れて声の持続力を鍛えることができます。
- 電話や会話で丹田を意識する
電話をかけるときや友人と話すときに、丹田から声を出す感覚を忘れずに行いましょう。これにより、日常的に丹田発声のトレーニングが可能です。 - カラオケで発声を楽しむ
カラオケで好きな曲を歌いながら、丹田発声を意識して練習するのもおすすめです。楽しく発声の持続力を鍛えることができます。 - リラックスした状態で練習する
発声練習や会話の際に、力みすぎないことが大切です。リラックスした状態で丹田発声を行うと、自然に持続的な声が出せるようになります。
声をケアする習慣も忘れずに
長く話せるようになるためには、声帯のケアも重要です。
- 水分補給をこまめに
声帯が乾燥すると、声がかすれやすくなります。水をこまめに飲む習慣をつけましょう。 - 湿度を保つ
部屋の湿度を保つために、加湿器を使用するのも効果的です。声帯を乾燥から守り、長時間話せるようにする環境づくりが大切です。 - 休息を取る
長時間話すと声帯に疲れが溜まります。無理せず、休息を取ることも大切です。
まとめ
60代で「長く話せない」と感じても、丹田発声を取り入れたボイストレーニングで声を持続させることが可能です。正しい姿勢と腹式呼吸を身につけ、丹田から声を出す練習を行うことで、声の持続力が高まり、喉に負担をかけずに話せるようになります。日常生活の中で丹田発声を意識し、無理なく続けることで、声の健康を保ちつつ、楽しく会話を楽しむことができるようになります。
丹田発声を取り入れて、長く快適に話せる声を手に入れましょう!
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1.ヒアリング(5〜10分)
まずは、ボイストレーニングについてのご要望などをお聞かせください。
ヒアリングでは、以下のようなことをお伺いしています。
- どうして、ボイストレーニングを受けようと思われたんですか?
- どんな声になりたいですか?ボイストレーニングを受けてどんな風になりたいですか?
- なぜ、他にもボイトレ教室がある中で、当教室に興味をお持ちくださったんですか? etc
2.ボイストレーニングを体験(30分)
実際にボイストレーニングを体験していただきます。
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- 準備運動
- 丹田エクササイズ
- 鍵盤を使って発声練習
- 課題曲「大きな古時計」
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また、当教室についての案内もさせていただいております。
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小谷ボイストレーニング教室へのアクセス
住所:大阪市東淀川区東中島1-13-13 KOKO PLAZA
最寄駅:新大阪駅より徒歩5分
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その前を通り「寿司広」の角を右折、2筋行き、交番の向かいにある大きな建物が「ココプラザ」です。
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