皆様こんばんは。
ボイストレーナー小谷です。
声の問題は人それぞれではありますが、今回はたった一つの事を改善しただけで声が大きくなり、声が出しやすくなった生徒さんのお話をします。
目次
大きい声が出ず声が出しづらくなられている原因
今回の生徒さんは長年、大きい声が出ず、また年齢を重ねるにつれて声が出しづらくなられている事が原因で当教室にお越し頂きました。
大きい声が出ず声が出しづらくなられている原因を探っていくと大きく2つの問題点が見つかりました。
それは
①喉だけで声を出している
②声を出す頻度が減っている
①喉だけで声を出している原因
まず1つ目ですが、そもそも声は呼吸筋と共鳴筋、喉の3つの力がバランス良く動く事で理想の声を出す事が可能になります。
今回の生徒さんは、ほぼ喉の力だけで声を出されていたので喉に力が集中し過ぎて声が出しづらくなられていました。
これを改善するには喉以外の筋肉を使う必要があります。
喉だけで声を出している原因を改善する方法
何事おいても土台となる部分が非常に重要だと思いますが、声における土台は呼吸ですので、まず丹田呼吸法で呼吸筋を鍛えました。
すると数ヶ月、出しづらそうであった声がスムーズに出るようになり、声量もアップしていました。
②声を出す頻度が減った原因
次に2点目の声を出す頻度が減った原因は声が出しづらかったので意図的に声を出す頻度を減らしていたそうです。
声を出すのも筋肉運動なので、声を出さないと声を出す筋肉は衰え声がどんどん出しづらくなります。
ただ最近は声を出す頻度は増えているそうです。
声を出す頻度が増えた理由
理由としては、丹田呼吸法で声が出しやすくなって声を出す事が楽しくなったからだそうです。
1点目と2点目、別々の問題の様に見えて実はリンクしていたんですね。
ただ個人的に、どの問題点から取り掛かる事が重要なのだと思います。
もし2点目の声を出す頻度を増やす事から取り掛かると、もっと悪い状態になっていたと思います。
今回は1点目の喉だけで声を出している事から改善していったので、2点目も自然に改善されたのだと思います。
何事も順序が大切という事ですね。
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そして、あなたの声が美しく、または力強く変化するかどうかを、ぜひお試しください。