おはようございます。
ボイストレーナー小谷です。
先日、歌のお仕事で、あるクラシックの歌手の方と最近のオペラ歌手の声についてお話しました。
私もその方も“最近の歌手は声が重いな~”というお話になりました。
重い声のオペラ歌手になっていくのは実は最近ではなく、20年前からその流れが生まれているように感じています。
特にテノールはホセ・クーラの登場からその流れが顕著になった様に思います。
ホセ・クーラの声を初めて聞いた時、“バリトンかな?“と思ったくらい衝撃的でした。
その後、ロランド・ヴィラゾンが登場し、そしてヨナス・カウフマンが登場します。
なぜ最近のオペラ歌手の声が重いのかは、私個人的には重い声の方が商業的にメリットがあるのかな〜(インパクトがありますから)とか、重い声の人のほうが体力があるから沢山オペラ公演をこなせるからかなー(でもキャンセルする歌手もいます)など色々思いますが、明確な事は分かりません。
何らかの理由で声の重いオペラ歌手が求められていますが、だからといって、これからオペラ歌手を目指す人が全て重い声にしなければならいわけではありません。
たまたま今は重い声のオペラ歌手が求められている傾向にありますが、結局はその歌い方がその人に合っているかが重要で重い声で歌う事がその人に合っていなければ、その人は歌手として大成する事は難しいでしょう。
今のトレンドに合わせる事が必要な時もあるかと思いますが、長期間良い演奏をするにはその人に合った歌い方で演奏する事が大切です。

 

 

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