歌うと声が震えると、「緊張しているからかな」「喉が弱いのかな」と不安になる方は多いです。

特に、音程は大きく外れていないのに声だけが不安定になると、何を直せばよいのか分かりにくいと思います。

歌うと声が震える原因は、緊張だけとは限りません。
フィジカル面とメンタル面の両方が関係していることがあります。

そして、この2つの原因には共通している点があります。

この記事では、歌うと声が震える原因をフィジカル面とメンタル面に分けながら、なぜ声が不安定になるのか、そして改善のために最初に何を見直すべきなのかを解説します。

歌うと声が震える原因

歌うと声が震える原因は、大きく分けるとフィジカル面とメンタル面があります。

どちらか一方だけで起きることもありますが、実際には両方が重なって声が不安定になることも少なくありません。

ここでは、まず声がどのように作られるのかを確認しながら、なぜ歌うと声が震えやすくなるのかを順を追ってみていきます。

声は呼吸と喉が一緒に働いて作られる

声は、喉だけで作られるものではありません。

まず息が流れ、その息によって声帯が振動し、声の原音が生まれます。そこから喉や口の中の空間を通ることで、私たちが聞いている声になります。

つまり、声を出す時には、呼吸と喉が一緒に働く必要があります。

声は、呼吸と喉のチームプレイで作られます。どちらか一方だけが頑張っても、声は安定しません。呼吸が息の流れを作り、喉がその流れに合わせて働くことで、声は安定しやすくなります。

呼吸だけが働いても、声帯がうまく働かなければ声にはなりません。反対に、喉だけを頑張らせても、息の流れが足りなければ声は安定しません。

歌う時は、会話よりも長く声を伸ばしたり、高い音を出したり、音量を保ったりする必要があります。そのため、呼吸と喉の働きが合わなくなると、声が震える、声がブレる、ロングトーンが安定しないといった状態が出やすくなります。

呼吸器官が弱いと息の流れが安定しにくくなる

フィジカル面でまず確認したいのは、呼吸器官の働きです。

歌う時の息は、ただ自然に吐けばよいものではありません。声を出している間、一定の流れで息を送り続ける必要があります。

この息の流れが不安定になると、声を出すための息の力も不安定になります。すると、声帯の振動も安定しにくくなり、声が震えやすくなります。

呼吸器官が弱くなっていたり、十分に使えていなかったりすると、息を一定に流すことが難しくなります。

たとえば、ロングトーンで声が途中から震える場合、喉だけの問題ではなく、息の流れを保つ力が足りていない可能性があります。

また、高い声で声が震える場合も同じです。高音では、声帯の働きがより繊細になります。その時に息の流れが不安定だと、声帯が安定して働きにくくなり、声の震えとして表れます。

息の流れが安定しないと喉だけで声を出そうとしやすい

息の流れが安定しない時、人は無意識に喉だけで声を出そうとしやすくなります。

本来は、呼吸と喉が一緒に働くことで声が作られます。しかし、息の流れが足りない、または不安定な状態になると、喉が必要以上に頑張って声を出そうとします。

その結果、喉に余計な力が入り、声がさらに不安定になります。

この状態では、本人は「しっかり歌おう」としているだけかもしれません。けれども実際には、息の流れが安定しないまま、喉だけで声を無理やり出そうとしている状態になっています。

声が震える時に、喉が苦しい、首や顎に力が入る、声を伸ばすほど苦しくなるという感覚がある場合は、この流れが起きている可能性があります。

不安や緊張があると呼吸が浅くなる

メンタル面で大きく関係するのは、不安や緊張です。

人前で歌う時、録音する時、発表会や本番で歌う時などは、誰でも多少は緊張します。これは自然な反応です。

ただし、緊張が強くなると、呼吸が浅くなりやすくなります。

呼吸が浅くなると、息を十分に使えなくなります。すると、声を出すための息の力が不安定になり、声が震えやすくなります。

ここで大切なのは、緊張そのものを悪者にしないことです。

人である以上、不安や緊張を完全になくすことはできません。むしろ、緊張を0にしようとするほど、「緊張してはいけない」という意識が強くなり、かえって歌いにくくなることがあります。

大切なのは、緊張を完全になくすことではなく、自分で減らせる不安要素をできるだけ減らすことです。

歌詞を確認しておく、入りの音を確認しておく、歌う前に息を止めない、姿勢を整える。こうした準備によって、呼吸が浅くなりすぎることを防ぎやすくなります。

フィジカル面とメンタル面は呼吸でつながっている

声の震えは、フィジカル面とメンタル面に分けて考えることができます。

フィジカル面では、呼吸器官の弱さによって息の流れが安定しにくくなります。メンタル面では、不安や緊張によって呼吸が浅くなります。

つまり、入口は違っても、どちらも呼吸の不安定さにつながります。

呼吸が不安定になると、息の流れも不安定になります。その結果、喉だけで声を出そうとしやすくなり、声の震えにつながります。

だからこそ、歌うと声が震える時は、「自分は緊張に弱いからだ」と決めつける必要はありません。

また、「喉が弱いから喉を鍛えればよい」と考える必要もありません。

まず見るべきなのは、声を出す時に呼吸が安定しているかどうかです。

ここを確認することで、声の震えを改善するために何から始めればよいのかが見えやすくなります。

呼吸器官の働きについて詳しく知りたい方は、フースラーメソード徹底解説⑥正しい呼吸と間違った呼吸の違いとは|歌うこと第4章「解剖と生理」3部「呼吸器官」からも参考になります。

声の震えを改善するために大切なこと

声の震えを改善するには、まず呼吸を整えることから始めることが重要です。

フィジカル面でもメンタル面でも、声の震えは呼吸の乱れを通して起きやすくなります。だからこそ、最初から喉だけをどうにかしようとするのではなく、声を出す前の呼吸の状態を見直す必要があります。

では、なぜ呼吸から始めることが大切なのかを詳しく見ていきます。

喉だけで直そうとすると声はさらに不安定になりやすい

声が震えると、多くの方は「喉を強くすれば安定するのではないか」と考えます。

しかし、喉だけで声の震えを直そうとすると、かえって喉に余計な力が入りやすくなります。

声は、呼吸と喉が一緒に働いて作られます。息の流れが安定し、その流れに合わせて喉が働くことで声が生まれます。

ところが、息の流れが安定していない状態で喉だけを頑張らせると、声帯は無理に働くことになります。その結果、声が細くなったり、詰まったり、伸ばすほど震えたりしやすくなります。

たとえば、ロングトーンで声が震える時に、喉に力を入れて止めようとすると、一瞬だけ声が強くなったように感じることがあります。

しかし、その出し方では長く安定した声にはなりにくいです。むしろ、喉だけで声を出そうとする癖が強くなり、歌うほど疲れやすくなります。

声の震えを減らすには、喉に力を入れて止めようとするのではなく、息の流れが安定し、その息の流れに合わせて喉が働ける状態を作ることが大切です。

呼吸を整えると息の流れが安定しやすくなる

呼吸を整える目的は、ただ深く息を吸うことではありません。

大切なのは、声を出している間、息の流れをできるだけ安定させることです。

歌では、会話よりも長く声を伸ばす場面が多くなります。さらに、高い音、強い音、細かい音程の変化にも対応する必要があります。

その時に息の流れが強くなったり弱くなったりすると、声を出すための息の力も変わります。すると、声帯の振動が安定しにくくなり、声の震えにつながります。

呼吸を整えるとは、息を大量に吸い込むことではありません。

息を止めず、必要な分だけ流し続けられる状態を作ることです。

特に、歌う前に息を止める癖がある方は注意が必要です。声を出す直前に体がこわばると、息の出だしが不安定になります。そのまま歌い始めると、最初の音から声が震えやすくなります。

まずは、声を出す前に息が止まっていないかを確認することが大切です。

息の流れが安定すると喉が自然に働きやすくなる

息の流れが安定すると、喉は必要以上に頑張らなくてよくなります。

声帯は、息の流れによって振動します。息の流れが安定しているほど、声帯は無理なく働きやすくなります。

反対に、息の流れが弱すぎたり、途中で急に強くなったりすると、喉はその変化に合わせようとして余計に力みます。

その結果、声が震えるだけでなく、音程が不安定になったり、声がかすれたり、長く歌うと疲れやすくなったりします。

つまり、声の震えを改善するためには、喉だけを見ても足りません。

喉が安定して働けるようにするためには、その前に息の流れを安定させる必要があります。

息の流れが安定すると、声帯が効率よく振動しやすくなります。すると、少ない力でも声が出やすくなり、喉に余計な力が入りにくくなります。

だからこそ、最初に見るべきなのは呼吸です。

不安や緊張は0を目指さない

メンタル面で大切なのは、不安や緊張を完全になくそうとしないことです。

人前で歌う時、本番で歌う時、録音する時に緊張するのは自然なことです。緊張そのものを0にすることは、現実的ではありません。

むしろ、「緊張してはいけない」と思うほど、緊張に意識が向きやすくなります。

その結果、呼吸が浅くなり、息が止まり、声が震えやすくなります。

大切なのは、緊張を消すことではなく、自分で減らせる不安要素を減らすことです。

歌詞を確認しておく。
歌い出しの音を確認しておく。
歌う前に息を止めない。
姿勢を整えてから声を出す。
最初から大きな声を出そうとしない。

このように、できる準備をしておくことで、呼吸が浅くなりすぎるのを防ぎやすくなります。

声の震えを改善するうえで大切なのは、メンタルを完璧に整えることではありません。

不安や緊張がある中でも、呼吸が大きく乱れない状態に近づけることです。

そのためにも、まず呼吸を整えることが、声の震えを減らす第一歩になります。

歌う時に息が続かない、途中で苦しくなる感覚がある方は、カラオケで息切れを防ぐ3つのコツ|ボイトレで変わる安定した歌い方の秘訣も参考になります。

声の震えを減らすボイトレ例

声の震えを減らすには、いきなり大きな声で歌うよりも、まず息の流れを安定させる練習から始めることが大切です。

声が震える時は、喉だけで声を無理やり出そうとしている場合があります。そこで最初に行いたいのは、喉を強く使う練習ではなく、息が止まらず流れ続ける状態を作る練習です。

ここでは、声の震えを減らすために取り入れやすいボイトレ例を紹介します。

息を止めずに吐く練習

まず行いたいのは、息を止めずに吐く練習です。

声が震える方は、歌い出す直前に息が止まっていることがあります。息が止まった状態から急に声を出すと、出だしの音が不安定になりやすくなります。

最初は声を出さずに、細く長く息を吐いてみてください。

「スー」と息を吐きながら、途中で息が急に強くなったり、弱くなったりしていないかを確認します。大切なのは、強く吐くことではなく、一定の流れで吐くことです。

この練習をすると、歌う前に息が止まる癖に気づきやすくなります。

慣れてきたら、息を吐いた流れのまま小さく声を出します。息を吐く動きと声を出す動きが分かれないようにすることで、喉だけで声を出そうとする状態を減らしやすくなります。

丹田を意識して息の流れを安定させる練習

次に行いたいのは、丹田を意識して息の流れを安定させる練習です。

丹田とは、おへその少し下あたりを指す考え方です。実際に丹田という器官があるわけではありませんが、声を出す時にお腹の深い部分を使う目安として役立ちます。

歌う時に息の流れが安定しない方は、胸や喉だけで声を出そうとしていることがあります。この状態では、息の流れが浅くなり、声も不安定になりやすくなります。

練習では、まずおへその少し下あたりを軽く意識します。

その状態で息を吐きながら、下腹部の奥が少し働く感覚を確認します。強くお腹をへこませる必要はありません。息を吐く時に、お腹の深い部分が自然に働き始める感覚を見つけることが大切です。

この時、喉で声を強くしようとしないでください。

丹田を意識しながら息の流れが安定すると、喉だけに頼らず声を出しやすくなります。結果として、ロングトーンや高音で声が震える状態を減らす土台になります。

小さな声でロングトーンを行う練習

声の震えを確認するには、ロングトーンが分かりやすい練習です。

ただし、最初から大きな声で行う必要はありません。大きな声で行うと、喉に余計な力が入りやすくなるからです。

まずは出しやすい高さで、小さな声を伸ばします。

「あー」と声を出しながら、声が途中で細くならないか、急に強くならないか、息が止まっていないかを確認します。

この時の目的は、きれいな声を出すことではありません。声がどのタイミングで不安定になるのかを確認することです。

たとえば、出だしで震えるなら、声を出す直前に息が止まっている可能性があります。途中から震えるなら、息の流れを保つ力が足りていない可能性があります。高い音で震えるなら、喉だけで音を上げようとしている可能性があります。

ロングトーンは、声の状態を確認するための練習として使うと効果的です。

声を出す前に姿勢と呼吸を整える

声の震えは、歌っている最中だけでなく、歌い始める前の状態にも関係します。

歌う前に体がこわばっていたり、肩が上がっていたり、息が止まっていたりすると、最初の音から声が不安定になりやすくなります。

声を出す前には、まず足の裏が床についている感覚を確認します。

そのうえで、肩や首に余計な力が入っていないかを確認します。胸を張りすぎる必要はありません。息が入りやすく、吐きやすい姿勢を作ることが大切です。

次に、声を出す前に一度息を吐きます。

息を吐いてから声を出すと、歌い出しで息が止まりにくくなります。特に人前で歌う時は、緊張で呼吸が浅くなりやすいので、歌う前の呼吸の確認が重要です。

姿勢と呼吸を整えてから声を出すことで、喉だけで声を無理やり出す状態を減らしやすくなります。

短時間でこまめに練習する

声の震えを減らす練習は、長時間まとめて行うよりも、短時間でこまめに行う方が効果的です。

声を出す動きは、呼吸と喉が一緒に働く運動です。一度できた感覚も、時間が空きすぎると分かりにくくなることがあります。

そのため、1回で長く練習するよりも、短い時間で何度も確認する方が、息の流れと声のつながりを感じやすくなります。

たとえば、1日1回だけ長く練習するよりも、朝に息を吐く練習、昼に小さなロングトーン、夜に軽く歌う前の呼吸確認をする方が、体にとっては分かりやすい場合があります。

大切なのは、無理に声を出し続けることではありません。

息が止まっていないか。
喉だけで声を出そうとしていないか。
声を出す前に呼吸が浅くなっていないか。

このように、短時間で確認する習慣を作ることが、声の震えを減らす第一歩になります。

発声練習をどのように進めればよいか知りたい方は、発声練習の基本と効果的なトレーニング方法|正しい方法で歌が劇的に上達するも参考になります。

声の震えでよくある誤解

緊張だけが原因だと思ってしまう

歌うと声が震えると、「自分は緊張に弱いからだ」と考える方は多いです。

たしかに、不安や緊張は声の震えに関係します。人前で歌う時や、録音する時、本番で歌う時に呼吸が浅くなり、声が不安定になることはあります。

ただし、緊張だけが原因とは限りません。

普段の練習でもロングトーンが不安定になる、高い声になると声が震える、歌い出しで毎回声が不安定になる場合は、フィジカル面も関係している可能性があります。

特に、息の流れが安定していない状態では、少し緊張しただけでも声が大きく不安定になります。

つまり、緊張はきっかけになることがありますが、土台には呼吸器官の弱さや、呼吸と喉が一緒に働きにくい状態がある場合もあります。

喉を鍛えれば直ると思ってしまう

声が震えると、「喉が弱いから鍛えればよい」と考えがちです。

しかし、喉だけを強くしようとしても、声の震えが改善するとは限りません。

声は、呼吸と喉が一緒に働いて作られます。息の流れが安定していない状態で喉だけを頑張らせると、喉に余計な力が入りやすくなります。

その結果、声が詰まる、細くなる、伸ばすほど苦しくなるといった状態につながります。

声の震えを減らすためには、喉を強くすることよりも、まず息の流れを安定させることが大切です。

息の流れが安定すると、喉だけで声を無理やり出そうとする必要が少なくなります。

力を抜けばよいと思ってしまう

「力を抜けば声は安定する」と考える方もいます。

もちろん、喉や首、肩に余計な力が入りすぎている場合は、その力みを減らすことは大切です。

ただし、ただ力を抜くだけでは声は安定しません。

歌う時には、必要な筋肉が必要なタイミングで働く必要があります。力を抜くことだけを意識しすぎると、息の流れを作る力まで弱くなり、声がさらに不安定になることがあります。

小谷メソッドで考える自然体は、ただ脱力している状態ではありません。

声を出す時に必要な筋肉がすぐに働ける状態です。

そのため、声の震えを改善するには、余計な力を減らしながら、息の流れを作る働きは保つ必要があります。

震える声をビブラートだと思ってしまう

声が震えている状態を、ビブラートだと思ってしまうこともあります。

しかし、ビブラートと不安定な声の震えは違います。

ビブラートは、声が安定したうえで自然にかかるものです。反対に、声の震えは、息の流れや喉の働きが安定せず、本人の意図とは関係なく声が不安定になる状態です。

たとえば、ロングトーンをまっすぐ伸ばそうとしているのに勝手に声が震える場合、それはビブラートではなく、声が不安定になっている可能性があります。

また、高音になると急に声が震える場合も、ビブラートではなく、息の流れと喉の働きが合っていない可能性があります。

ビブラートを身につけようとする前に、まずは声をまっすぐ伸ばせる状態を確認することが大切です。

強い声を出せば安定すると思ってしまう

声が震えると、大きな声や強い声で押し切ろうとする方もいます。

しかし、強い声を出せば安定するわけではありません。

息の流れが不安定なまま強く声を出そうとすると、喉だけに力が入りやすくなります。その結果、一瞬は声が出たように感じても、長く伸ばすと震えたり、歌い終わった後に喉が疲れたりします。

声を安定させるために必要なのは、強く出すことではありません。

まず、息の流れを安定させることです。

息の流れが安定すると、無理に大きな声を出さなくても、声が出しやすくなります。そこから少しずつ音量や高音に対応していく方が、声の震えは減らしやすくなります。

喉だけで声を出してしまう感覚がある方は、喉で歌わない方法|プロが教える喉が楽になる発声法も参考になります。

まとめ|歌うと声が震えるときは呼吸から見直す

歌うと声が震える原因は、緊張だけとは限りません。

フィジカル面では、呼吸器官が弱くなり、息の流れが安定しにくくなることで声が不安定になります。息の流れが安定しないと、喉だけで声を無理やり出そうとしやすくなり、ロングトーンや高音で声が震えやすくなります。

メンタル面では、不安や緊張によって呼吸が浅くなります。人前で歌う時や、本番で歌う時に声が震えるのは、気持ちの問題だけではなく、緊張によって息の流れが乱れている可能性があります。

つまり、フィジカル面とメンタル面は別々の問題に見えても、どちらも呼吸と深く関係しています。

そのため、声の震えを改善するには、まず呼吸を見直すことが大切です。

喉を強くしようとする前に、息が止まっていないか、息の流れが急に強くなったり弱くなったりしていないか、歌う前に呼吸が浅くなっていないかを確認してみてください。

声は、呼吸と喉が一緒に働くことで作られます。

息の流れが安定すると、喉だけで声を無理やり出そうとする必要が少なくなります。その結果、声が震えにくくなり、ロングトーンや高音も安定しやすくなります。

歌うと声が震える時は、「緊張に弱いから仕方ない」「喉が弱いから無理」と決めつける必要はありません。

まずは呼吸から見直すこと。

そこから、声の震えを減らす第一歩が始まります。

 

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