喚声点の悩み
・喚声点が不安定
・喚声点が弱い
・喚声点は、どこ
・喚声点がわからない
・喚声点が、きつい
・喚声点で声がガラガラになる
・喚声点で声がかすれる
喚声点とは
喚声点とは中音から高音にかけて音色が微妙に変化するポイントで、人によって喚声点は異なります。
歌上達には低音から高音までブレる事無く、音色を統一させて歌わなければいけません。
喚声点でつまづく原因は?
喚声点でつまづく原因は
・喉頭の位置が高すぎる(又は低すぎる)
・声帯の伸展不足
・共鳴ポイントが不安定(音色統一、声区融合)
上記の原因が考えられます。
喚声点を克服するには、まず喉頭の位置を安定させることが不可欠ですし、声帯の伸展、特に地声時の伸展は切換えロスを防ぐ大きなファクターになります。
また切換え前と切換え後で同じポイントで声を共鳴させる事も喚声点克服に重要です。
喚声点 繋げる
喚声点で切換える音について
切換える音の場所については、例えば男性では1点EからFくらいの方が多く、女性ではFからCくらいの方が多いように思います。
しかしながら、個人差がありますので、これらの位置に該当しない方もいらっしゃる事も事実であると思います。
パッサージョの問題解決についてまずは地声でどこまで出るのかを確認する事が大切です。
そして地声で出せる音域、そして裏声で出せる音域を拡げ、地声でも裏声でも出せる音が増えれば、パッサージョの問題は解決されます。
地声から裏声への切換え
声帯の動きは
①地声
②裏声
③地声から裏声(この逆も同じ)
おおきく、このような3つの動きをしています。
地声の練習と裏声の練習だけでは、地声から裏声へスムーズに切り替わりません。
地声から裏声へスムーズに切換えるには、地声と裏声を交互に出す練習が必要です。
換声点の克服に必要な事
喚声点を克服するには声の支えが大切です。
声の支えが弱いと声がブレてしまうため、換声点を越える前と後の音色が統一されません。
喚声点を克服するにはまず、声の支えの強化が必須なのです。
喚声点の克服 声の支えについて
喚声点を克服するには声の支えが大切です。
声の支えが喉ではなく、横隔膜や腹斜筋で支える事が重要なのですが、ココでポイントになってくるのが、低音部と中音部です。
低音部と中音部がシッカリ横隔膜や腹斜筋で支えられていれば、喚声点は問題なく突破できます。
しかし低音部と中音部が横隔膜や腹斜筋でなく、喉で支えていると、喚声点の突破は難しいです。
喚声点を突破するには、まず低音部、中音部をシッカリ横隔膜と腹斜筋で支える事が重要です☆
パッサージョ(喚声点)の克服のポイント
パッサージョ(喚声点)の克服のポイントになるのが、まずは地声と裏声、それぞれの音域について、地声であれば地声の状態でどこまで高音が出るのか?
裏声であれば裏声の状態でどこまで低音が出るのか?
地声の高音の限界点、裏声の低音の限界点それぞれが拡がると、地声でも裏声でも出せる音が増えます。
このような状態になると、異なる声区が融合し、パッサージョは克服されます。
しかし、パッサージョ(喚声点)の克服は容易ではありません。
根気よくコツコツボイストレーニングを行う事が肝心です。
パッサージョ(喚声点)を克服する練習方法①
中音から高音へ移行する際に声が地声から裏声に切り替わるポイントをチェンジ(喚声点)、声楽ではパッサージョと呼びます。
専門的な言い方をすると声区の転換と言います。
パッサージョが克服されていないと、「中音までシッカリ歌えていたのに高音になると弱く頼りない声になったー」
このように地声と裏声の差がハッキリ分かれてしまいます。
歌唱においてこのパッサージョ(喚声点)が克服されれば地声と裏声の差が無くなり、音域も拡がり、様々な曲を歌えるようになります。
パッサージョ(喚声点)を克服の練習方法②
喚声点が無くならない原因の一つにとして地声から裏声にスムーズに切り替わっていないことが考えられます。
特に男性は切換えるポイントが女性よりも高いので意識的に地声から裏声へ切換える練習を沢山行う必要があります。
具体的な練習としてはHOの発音でオクターブの練習を行います。
女性は5度跳躍でも大丈夫です。
ポイントとしては低い音は地声で高い音は裏声で発声し、そしてフクロウの鳴き声を意識したHOの発音で行う事です。
この練習を沢山行う事で地声から裏声にスムーズに切り替わるようになります☆
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