「もっと声量を上げたい!」
「もっと声量を上げたいのに、どうしてもうまくいかない…。」
こんな悩みを抱えていませんか?
カラオケで思い通りに声が響かない、
人前で話すと声が小さく聞こえてしまう、
無理に声を張るとすぐに喉が疲れてしまう…。
実は、これらの原因の多くは
「正しい発声の土台ができていない」 ことにあります。
特に、大きな声を出そうとすると喉に力が入ってしまいがちですが、
それでは逆効果。
本当に必要なのは、
丹田を意識したボイストレーニングです!
丹田をしっかり使うことで、
声が楽に響き、自然と声量がアップ します。
この記事では、
声量を上げるための具体的な方法を
初心者の方でも実践しやすい形で 徹底解説していきます!
声量が出ない原因とは?
声量が出ない理由は、主に以下の3つです。
① 呼吸が浅い
声量が出ない原因の一つに「呼吸が浅い」ことが挙げられます。
これは、十分な空気を取り込めず、発声時に必要な息の量が不足してしまう状態です。
本来、声を安定して大きく出すには、しっかりと肺に空気をため、
それを適切にコントロールする必要があります。
しかし、呼吸が浅いと息の量が足りず、声が弱々しくなったり、
すぐに息が続かなくなったりします。
呼吸が浅くなる主な原因として、
「胸式呼吸」「姿勢の悪さ」「緊張やストレス」「運動不足」
があります。
胸式呼吸では肺の上部しか使わず、十分な息を取り込めません。
また、猫背や肩に力が入る姿勢では肺が圧迫され、呼吸が制限されがちです。
さらに、緊張すると交感神経が優位になり、自然と呼吸が浅くなります。
運動不足によって呼吸筋が弱ることも原因の一つです。
これらの要因が重なることで、息の供給が不十分になり、声量の低下につながります。
② 声帯に力が入りすぎている
声量が出ない原因の一つに、
「声帯に力が入りすぎている」ことが挙げられます。
本来、声帯は適度な張りとリラックスを保ちながら振動することで、
スムーズな発声を実現します。
しかし、過剰な力みが加わると、声帯の振動が制限され、息の流れが妨げられてしまいます。
その結果、声が詰まったようになり、十分な響きが得られなくなります。
この力みの原因としては、
「喉だけで声を出そうとする発声習慣」「過度な緊張やストレス」「無理な高音発声」
が考えられます。
特に、無理に大きな声を出そうとすると、
喉の周りの筋肉が過度に収縮し、声帯に負担がかかります。
また、日常的に話す際のクセや、誤ったボイストレーニングの影響で、
力んだ発声が習慣化していることもあります。
これらの状態を放置すると、声が出しづらくなるだけでなく、
喉を痛めるリスクも高まるため、適切な発声方法を学ぶことが重要です。
③ 口の開きや共鳴が不十分
声量が出ない原因の一つに、
「口の開きや共鳴が不十分であること」が挙げられます。
発声時に口が十分に開いていないと、声がこもり、響きが弱くなります。
本来、口腔や鼻腔、喉の空間をうまく使うことで、
声は共鳴し、自然に大きく響くようになります。
しかし、これらの空間が狭くなると、
声の通り道が制限され、遠くに届かない声になってしまいます。
口の開きが不十分になる原因として、
「顎の力み」「発音のクセ」「自信のなさ」
どが考えられます。
特に、日本語は口の開閉が少ない言語のため、発音のクセが影響しやすいです。
また、共鳴がうまくできない要因として、
「舌の位置が悪い」「口蓋(口の天井部分)が使えていない」
ことが挙げられます。
特に、舌が奥に引っ込んでいると、喉を圧迫し、声の抜けが悪くなります。
これらの状態が続くと、声量が十分に出せず、聞き取りづらい声になってしまいます。
声量を上げるための「丹田ボイトレ」とは?
丹田とは?
丹田(たんでん)は、おへその下5〜10cmの位置にあり、
古くから「体の中心」や「エネルギーの源」とされてきた重要な部分です。
武道、ヨガ、東洋医学などで重視されているこの部位は、
体幹の安定や呼吸の深さに大きく関わっています。
特に、発声や歌唱においては丹田の活用が鍵となり、
声量や響きに大きな影響を与えます。
丹田と身体の関係
丹田は単なる概念ではなく、
腹横筋・骨盤底筋・横隔膜 などのインナーマッスルと深い関係があります。
これらの筋肉は連携して 腹圧(腹腔内の圧力)をコントロール し、
姿勢を安定させたり、スムーズな呼吸を可能にしたりします。
丹田を意識することで、横隔膜が効率的に動くようになり、
深い呼吸がしやすくなる のです。
発声と丹田の関係
発声時に丹田を意識すると、 息を安定してコントロールできるため、
無理なく響く声が出せるようになります。
声量が足りない人の多くは、息の流れが不安定で、
喉や声帯に余計な力が入っていることが原因です。
しかし、丹田を使った発声では、 息の支えを強化し、
喉に負担をかけずにしっかりした声を出すことができます。
丹田を鍛えることで得られる効果
丹田を意識したトレーニングを行うことで、以下のような効果が期待できます。
• 深い呼吸ができるようになる → 息が長く続き、安定した声が出せる
• 声に芯ができる → 通りの良い声になり、響きが増す
• 喉の負担が減る → 無理なく発声できるため、声が枯れにくい
• 自律神経が整う → リラックス効果があり、緊張しにくくなる
なぜ丹田を意識すると声量が上がるのか?
丹田を使った発声をすると、以下のような効果があります。
腹式呼吸が深まり、安定した息の流れが作れる
声量を上げるためには、十分な息を安定してコントロールすることが不可欠です。
そのために重要なのが 腹式呼吸 であり、
特に 丹田を意識することで、より深い呼吸が可能になります。
腹式呼吸では 横隔膜が上下にしっかりと動く ことで、
肺に十分な空気を取り込むことができます。
しかし、胸式呼吸では肺の上部しか使われず、
吸える空気の量が少なくなるため、発声時の息がすぐに尽きてしまいます。
丹田を意識することで、 腹横筋・横隔膜・骨盤底筋が連動 し、
息をしっかり支える体の仕組みが整います。
これにより、 息の流れがスムーズになり、
一定の圧力を維持しながら発声できる ようになります。
その結果、声がブレず、しっかりと響く安定した声量が出せるようになるのです。
また、 腹圧が高まることで喉に余計な力が入らなくなり、
楽に声が出せる のも大きなメリットです。
丹田を意識した腹式呼吸を習得することで、無理なく声量を向上させることができます。
余計な力みが取れ、喉の負担が減る
声量が出ない原因の一つに、
「喉に力が入りすぎている」ことがあります。
大きな声を出そうとすると無意識に喉を締めてしまい、
声帯に過度な負担がかかるため、かえって声が詰まってしまいます。
しかし、 丹田を意識すると、喉の余計な力みが取れ、
自然に声量を上げることが可能になります。
丹田を使った発声では、 腹式呼吸によって息の流れが安定するため、
喉の力に頼る必要がなくなります。
これにより、 声帯が無理なく振動し、スムーズに声を出せる状態が作られます。
さらに、 丹田を意識することで、腹横筋や横隔膜が連動して働き、
発声時の支えが強化されます。
これにより、喉に負担をかけることなく、自然な響きを伴った声を出せるようになります。
結果として、 喉の疲労や声枯れを防ぎながら、安定した声量を維持できる のです。
丹田を意識した発声を習得すれば、無理なく力強い声を出すことができるようになります。
声に芯ができ、響きが増す
声量を上げるためには、ただ大きな声を出すだけではなく、
「声に芯を作ること」が重要です。
芯のある声とは、空気の振動がしっかりと伝わり、
無駄なノイズがなく、クリアで力強い響きを持つ声 のことを指します。
この声を生み出すために 丹田の意識が重要な役割を果たします。
丹田を使った発声では、 息の流れが安定し、声帯が適切に振動するため、
声の軸がしっかりします。
これにより、 不安定なかすれ声や、こもった声になりにくく、
クリアな発声が可能になります。
また、丹田を意識すると、
声のエネルギーが効率よく口腔・鼻腔へと伝わり、共鳴が強化されます。
これにより、声が遠くまで響くようになり、マイクなしでもよく通る声になります。
結果として、 力まずとも声が響きやすくなり、
少ないエネルギーで最大限の声量を出せる ようになります。
これは、長時間歌っても喉を痛めにくいという大きなメリットにもつながります。
つまり、丹田を意識することで「喉に負担をかけずに、大きな声を出せる」ようになるのです。
やってみよう!丹田ボイトレで声量アップ
ここで当教室で行っている初心者の方向けの丹田ボイトレのご紹介します。
① 丹田を意識した呼吸法
まずは丹田を使った正しい呼吸を身につけましょう。
1. リラックスした姿勢を作る(背筋を伸ばし、肩の力を抜く)
2. おへその下に軽く手を当てる
3. 鼻からゆっくり息を吸う。
4. 口から細く長く息を吐きながら「はぁー」と発声
5. 息をすべて吐き切るイメージで行う
この呼吸法を身につけることで、安定した声の基礎が作れます。
② 丹田を使った発声トレーニング
丹田を意識しながら、以下のトレーニングを行いましょう。
1. 「あ・え・い・お・う」を大きくはっきり発声(丹田を意識して発声)
2. 息を「はっ!はっ!」と短く切るように発声(腹式発声強化)
3. ロングトーン(長く伸ばす声)を意識して発声
4. 「お腹から声を出す」感覚を掴むまで繰り返し練習
このトレーニングを続けることで、自然と丹田から声を出す感覚が身につき、声量がアップします。
まとめ
• 声量が出ない原因は「呼吸の浅さ」「喉の力み」「共鳴不足」
• 丹田を意識した発声で「深い呼吸と響く声」が手に入る
• 毎日のトレーニングを続ければ、無理なく声量を上げられる
じっくり取り組めば、あなたの声は確実に変わります。
ぜひ、丹田ボイトレを習慣にして、安定した声量を手に入れましょう!
体験レッスン受付中
体験レッスンのながれ(40分)
体験レッスンは、以下のながれで進めています。
1.ヒアリング(5〜10分)
まずは、ボイストレーニングについてのご要望などをお聞かせください。
ヒアリングでは、以下のようなことをお伺いしています。
- どうして、ボイストレーニングを受けようと思われたんですか?
- どんな声になりたいですか?ボイストレーニングを受けてどんな風になりたいですか?
- なぜ、他にもボイトレ教室がある中で、当教室に興味をお持ちくださったんですか? etc
2.ボイストレーニングを体験(30分)
実際にボイストレーニングを体験していただきます。
体験レッスンのトレーニングメニューは、以下を行なっています。
- 準備運動
- 丹田エクササイズ
- 鍵盤を使って発声練習
- 課題曲「大きな古時計」
3.質疑応答など
ボイストレーニングに対するご要望や、ご質問などをお気軽にご相談ください。
また、当教室についての案内もさせていただいております。
体験レッスンの形式
対面
体験レッスン受講料
3000円(40分間)
体験レッスンのお申し込み方法
レッスンは、予約制となります。
ご予約は、LINE・お電話・ネットから承っております。
※レッスンのご予約は、受付順にお取りしております。ご希望の方は今すぐご予約いただき、レッスン日時を確定させてください
体験レッスン受付中
体験レッスンは以下の時間帯で承っています
(日祝日はお休みです)
4月22日(火)20時-21時
4月24日(木)15時-16時
4月25日(金)14時-15時
4月25日(金)17時-18時
4月25日(金)18時-19時
上記のとおり、受講いただける日時にはかぎりがございます。
また、最新のご予約状況は上記と異なる場合がございます(すでにご予約いただいている場合もございます)。
ですので、体験レッスンをご希望の方は、今すぐお申し込みいただき受講を確定させてください。
ラインでのお申し込み
お電話でのお申し込み
050-3630-1580[受付時間:月〜土:10時〜18時] にご連絡いただき、体験レッスンの受講希望日時をお伝えください。
ネットからのお申し込み
お申し込みフォームに必要事項をご記入いただき、送信してください。
お申し込み時点では、まだ予約日時は確定しておりません。
ご希望のレッスン日時を確認のうえ、レッスン日時確定のためのご連絡をさし上げます。
小谷ボイストレーニング教室へのアクセス
住所:大阪市東淀川区東中島1-13-13 KOKO PLAZA
最寄駅:新大阪駅より徒歩5分
JR新大阪駅東口を出るとすぐ広場があり、向かいにコンビニ(ファミリーマートさん)があります。
その前を通り「寿司広」の角を右折、2筋行き、交番の向かいにある大きな建物が「ココプラザ」です。