今回は音痴でお悩みの全て方へ 諦めないで音痴は必ず改善します!音痴の原因と音痴改善の方法というお話です。
目次
音痴でお悩みの全て方に伝えたい事
当教室には音痴改善を目指してボイストレーニングを受けていらっしゃる生徒さんがたくさんいらっしゃいます。
例えばTさん(30代男性 会社員)
Tさんはボイストレーニングを受け始めて今月で6ヵ月になります。
はじめは発声練習の時や歌う時に正しい音程で声を出す事が出来ませんでした。
ご自身も発声や歌の時に音程がズレている事の自覚があるようでしたが、
非常に”ボンヤリ”した認識でした。
しかし最近は発声や歌の時に音程がズレる事も少なくなり、音程がズレると、
”今、音程がズレた”
と瞬時にハッキリ分かるようになった様子
音程がズレる、いわゆる音痴とは、
頭の中に”音”という情報が非常に少ない状態であると
私は考えています。
Tさんも当初は頭の中に”音”という情報が非常に少ない状態でしたが、ボイストレーニングで”音”という情報を頭の中に入れ続けた結果、音程がズレる事が少なくなり、音痴が改善方向に向かうようになりました。
そしてAさん(20代男性 学生)
Aさんは非常に素直な方です。
当教室でのボイトレ開始時によく口にしていたのが
「先生、僕音痴なんで・・・」
「僕音痴なんですよ・・・」
「音痴・・・」
とにかく「音痴」という言葉を口になさっていました。
そして最初は非常に不安そうでした。
しかし、ボイトレを開始してからそろそろ1年が経過してきますが、
最近は「音痴」という言葉が減ってきたように感じます。
音や音程が、かなり分かるようになられて頂けているようです。
何より最初の頃に比べて笑顔で楽しそうにボイトレをして頂いている感じます。
ご紹介したお二人の生徒さんもボイストレーニング開始当初は音や音程が上手にとれませんでした。
そして不安そうでした。
しかしボイストレーニングを続けるうちに音や音程が分かるようになり、
今では最初の頃と比べものにならないくらいに堂々と、そして楽しく歌を歌って頂けるようになりました。
お二人に共通していたことは、
常に前向きにボイストレーニングを継続して頂いていた事です。
時には辛い事もあったと思いますが、諦めずにボイストレーニングを継続した結果、音痴を改善されるまでになりました。
継続は力なりと言いますが、
音痴改善もボイストレーニングを継続していると必ず改善されるのです。
音痴の原因
「私は音楽の才能が無いから音痴なんだ・・・」
音痴について、この様に思われていませんか?
音痴について正しい知識が無いと、そう思ってしまうかもしれません。
私は音痴で悩まれる方のボイストレーニングを数多く行ってきました。
私の経験上、音痴は音楽の才能の有無とは関係がありません。
音痴とは
音、音程、リズムなど、音楽に関連する情報が脳にあまり入っていない状態です。
そして私の経験上
音痴で悩まれる方の多くはこれまでの歌ったり楽器の演奏をしたり音楽と関わる経験が少なく、そして普段あまり音楽を聴いていないケースが大半です。
音痴で悩まれて等教室に通って頂いている生徒さん達にも
「過去に楽器を習ってた経験はありますか?」
「普段、音楽をよく聴きますか?」
とお尋ねすると大半の方が
「いいえ、過去楽器の演奏の経験はありません。」
「普段の音楽はあまり聴かないです。」
と言った返答が返ってきます。
音、音程、リズムなど音に関わる情報は全て頭の中に入っている記憶です。
先程述べたように音痴で悩まれている方は、頭の中に音、音程、リズムなど音に関わる情報があまり入っていません。
頭の中に入っていないものを表現できないのは当然の事です。
ではどうすれば良いのか?
それは
頭の中に音の情報が無いのであれば音の情報を入れてあげれば良いのです。
音痴で悩まれて等教室に通って頂いている生徒さん達も最初は同じでした。
しかしボイストレーニングを重ねるにつれて、音痴が改善されていきました。
これはボイストレーニングを重ねるにつれて音、音程、リズムなど音に関わる情報が頭の中に入り定着した結果なんですね。
音痴のレベルと種類
まず音痴には大きく2つのレベルがあります。
レベル1は自覚の無い音痴
レベル2は自覚の有る音痴
レベル1の自覚の無い音痴は、自分自身の歌声が曲の音やリズムがあっていない事に自覚が無い状態です。
そしてレベル2自覚の有る音痴は自分自身の歌声が曲の音やリズムがあっていない事に自覚が有る状態です。
もし現在レベル1の自覚の無い音痴の方は、
”大丈夫かなー”
と不安に思われるかもしれません。
ご安心下さい。
これまで当教室に音痴で悩まれてお越し頂いている生徒さんの多くはレベル1の自覚の無い音痴の状態からスタートしています。
次にレベル1の自覚の無い音痴からレベル2自覚の有る音痴の段階に上がると音痴は大きく2種類に分かれることに気づきます
まず1つ目は「音程がとれない」音痴
そして2つ目は「リズムがとれない」音痴
「音程がとれない」音痴は歌っていて曲と自分の歌声の音程が合わない状態です。
よくある症状としては曲の音が上がっているけど自分の声は上がらず、低いままの状態。またはその逆。
歌っていて曲と自分の歌声が微妙にズレていて違和感がある等など「リズムがとれない」音痴は歌っていて曲と自分の歌声のタイミングが合わない状態です。
よくある症状としては歌い出しが合わない(ズレる)。曲の所々でタイミング合わず違和感がある等など
音痴改善の練習方法①音程(キー)
音痴について、皆さんはどのようにお考えですか?
当ボイストレーニング教室には、音痴を直したくて私のボイストレーニング希望される方も沢山いらっしゃいます。
音痴で悩んでいる方の多くは、”うまれつき””才能がない”などが原因と考えておられるのではないでしょうか?
私は、よほど先天点的な要因がないかぎり音痴は改善できると考えています
私は音痴とは脳の中に音程や音階、和音などの音に関する情報が不足しているインプット問題と、普段、歌う事や楽器演奏など、音を意識した行動が少な過ぎるアウトプットの問題であると考えています。
事実、音痴でお悩みの方が私のボイストレーニングを何ヶ月か受けて頂くと、自然と音痴が直っていきます。
本人も不思議に思うくらいに笑
インプットとアウトプット
音痴とは脳の中に音程や音階、和音などの音に関する情報が不足しているインプットの問題と普段、歌う事や楽器演奏など、音を意識した行動が少な過ぎるアウトプットの問題が原因です。
ですので音に関する情報を脳に継続して入れて、音を意識した行動を継続的に行えば、音痴が改善されていくのは当然です。
何事においてもインプットとアウトプットは重要です。
またそのバランスも重要で、インプットが多過ぎて、アウトプットが少な過ぎてもダメですし、その逆でもダメです。
例えば学校の筆記テストの為に英単語を覚えないといけない時、何時間も単語帳を見ているだけでは、筆記テストで英単語を書くことは出来ないでしょう。
この場合、インプットは非常に多いです。
しかし、圧倒的にアウトプットが少な過ぎます。
単語帳を見ながら声に出して読んだり、単語帳を見ながら紙に書くなどのアウトプットを増やさないといけません。
理解度、習得度、問題解決度のレベルは脳の中にある情報をどれだけ迅速に素早く正確に、表現できるかで、そのレベルが決まると思います。
その為にはインプットとアウトプットをバランスよく継続的に繰り返す事で、理解度、習得度、問題の解決度のレベルが上がります。
音楽に関連する情報を脳に定着させる
そしてなにより重要な事として音楽に関連する情報を脳に定着させなければいけません。
脳に音楽に関連する情報を定着させるには、
一定期間、繰り返し繰り返し、脳に音楽に関連する情報を入れ続けなければいけません。
スポーツの反復練習と同じ原理です。
一定期間、繰り返し繰り返し、脳に音楽に関連する情報を入れ続けていると、
脳に音楽に関連する情報が定着し自然と音痴は改善されていきます☆
ボイトレ①インプット
音痴でいうなら音痴とは脳の中に音程や音階、和音などの音に関する情報が不足している状態ですから、まずは脳の中に音程や音階、和音などの音に関する情報を継続的に入れていく。
基本は何回も聴く事です。
繰り返し繰り返し聴く事で音程や音階、和音などが脳の中に入り記憶されます。
ポイントは長時間聴くのでは無く、聴く頻度を増やす
一日に1時間ずっと聞き続けるより、朝、昼、晩それぞれ20分聴くほうが脳の中に深く記憶され定着率も上がります。
ボイトレ②アウトプット
何回も繰り返し聴いた後、アウトプット練習を行います。
イメージは鼻歌のように歌う事。
鼻歌のような小さな声で歌うと音を意識して確認しながら歌えます。
アウトプット練習も何回も繰り返し行うことが重要です。
最初は小さい声でも良いので、発声練習や歌う事などで、音を意識した行動を継続的に行う。
こういった事をボイストレーニングで、
焦らず、根気よく前向きに継続的に行う事が、音痴を改善させる一番の近道だと思います。
歌う時に音程を外さない歌う方法
上記の練習を行い、実際にカラオケなどで歌う時のポイントとして、
よく歌う事が苦手で、よく音を外して歌ってしまう人の特徴として、
音を外さないように、音を1つ1つ確認しながら歌われているように思います。
不思議な事ですが、音を1つ1つ確認しながら歌うと、どんな人でも音が外れてしまいます。
プロでも音が外れます(笑)
ではどうすれば良いのか?
例えば私の場合、1フレーズを一つの塊、もしくは形と考えて歌います。
コツとして決してブツ切れにならないように1フレーズを一本に繋げるように歌う。
すると意外かもしれませんが、音はほとんど外れません。
興味を持たれた方は是非お試し下さい♪
音痴改善の裏技
歌っている時に自分の声が分からなくななったら、耳栓をして歌いましょう。
なぜなら耳栓をすると、外界の音をシャットアウトでき、骨伝導で響いている自分の声を確認できるようになるからです。
カラオケなどで自分の声が分からなくなった時は片耳だけでも耳栓をしてみると効果的です☆
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ぜひ一度、当教室のオリジナルメソッド「丹田発声法」をレッスンで体験してみてください。
そして、あなたの声が美しく、または力強く変化するかどうかを、ぜひお試しください。