ウィスパーボイスとは
ウィスパーボイスとは日本語に直訳すると”ささやき声”で、声に息が沢山混じった”息漏れ声”のイメージです。
ウィスパーボイスを出すと声帯は開いた状態です。
裏声は?
裏声は輪状甲状筋が優位に働いた状態でファルセット、ヘッドボイスの時は声帯は開いています。
ウィスパーボイスと裏声の共通点
ウィスパーボイスと裏声の共通点は声を出す時に声帯が開いている事ですのでウィスパーボイスの状態で輪状甲状筋を動かすとファルセット(弱い裏声)やヘッドボイス(中くらいの裏声)になります。
しかしミックスボイス(強い裏声)はウィスパーボイスの状態で出そうとしても声門閉鎖が出来ないので出ません。
ウィスパーボイスと裏声の違い
個人的にウィスパーボイスと裏声の違いは、ウィスパーボイスとファルセットとヘッドボイスは共通点があるけど、ミックスボイスとは結び付けるのが難しいというのが私の見解です。
ヘッドボイス、ファルセットとミックスボイスの違いとは?
ちなみにヘッドボイス、ファルセットとミックスボイスはどちらも裏声です。
ヘッドボイス、ファルセットとミックスボイスの違いは
①声の強さ
②声帯の状態
③使われ方にあります
大きく上記3つに分かれます。
ヘッドボイス、ファルセットとミックスボイスの違い①強さに
まず①強さに関しては、ファルセットは弱い裏声で、ヘッドボイスは中くらいの強さの裏声で、ミックスボイスは強い裏声です。
ヘッドボイス、ファルセットとミックスボイスの違い②声帯の状態
②声帯の状態は、ヘッドボイス、ファルセットは輪状甲状筋が優位に働き特にヘッドボイスは声帯が強く伸展しますが声門閉鎖は強く働かず地声の時に比べて声帯は少し開いています。
ミックスボイスは輪状甲状筋が優位に働きつつ声門閉鎖も強く働きます。
ヘッドボイス、ファルセットとミックスボイスの違い③使われ方
③使われ方についてはヘッドボイスは裏声としての範囲を超えないのですがミックスボイスは地声と裏声を同じような声で歌うという歌い方の意味として使われることがあります。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ボイストレーナー小谷
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